陳情令の藍湛(ランジャン)の想いとは?いつから魏無羨のことが好きだったのか?
中国人気ドラマ『陳情令』の後半は、藍湛(ランジャン)から魏無羨(ウェイ・ウーシエン)への想いがハラハラするくらいだだ漏れになっていました。
そこで藍湛(ランジャン)は、いつから魏無羨のことを好きだったのか、『陳情令』ファンにとっては一生語れるテーマの一つを掘り下げていきましょう。
では、本日のお題は…。
- 『陳情令』の藍湛の想いとは?
- 藍湛はいつから魏無羨のことが好きだった?
について、とことん追求していきたいと思います!
Contents
『陳情令』の藍湛(ランジャン)の想いとは?
小売業勤めなんで年末忙しいのに陳情令観たい熱再燃してます‼️
— みょうえ (@myoue526) December 4, 2024
画像関係ないけど「後悔がある」って酔っ払い藍湛がいうシーン「お前のせいじゃない」って言う時の魏嬰、肖战の演技最高じゃないですか?!好き🥰🥰
Cr,WOWOW
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#シャオ・ジャン
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『陳情令』で藍湛は、魏無羨を雲深不知処(うんしんふちしょ)に連れ帰ったり、夷陵老祖(いりょうろうそ)と言うだけで敵対視される魏無羨を、盾になり守り抜きます。
藍湛が魏無羨へ寄せる想いからは、超えてはいけない知己以上の愛情が感じられました。
それって、すっかり彼氏のソレですよ!
品行方正な藍湛が、荒唐無稽な魏無羨に惹かれていく想いを、温寧(ウェン・ニン)や沢蕪君(たくぶくん)、江澄(ジャン・チョン)などの視点から見ていきましょう。
藍湛の魏無羨への想い➀:温寧への嫉妬は隠しきれてない?
おのずと魏無羨と一緒に行動することが多かった温寧(ウェン・ニン)は、無意識のうちに藍湛の嫉妬を買っていましたね。
温寧は、魏無羨に命を救ってもらった恩もある上に、一番弟子でもあるからね。
さらに重要なことは、温寧が、藍湛すら最後まで知らなかった魏無羨の最大の秘密も知っていたこと。
そのため、温寧が魏無羨を命懸けで守りたい気持ちは藍湛以上なのかもしれません。
そんな温寧の行動に対して、藍湛は無自覚のヤキモチが出てしまっているのです。
まるで、魏無羨の取り合いをしているみたい♪
ついには、藍湛と魏無羨が二人きりでいるところに温寧が入ってくると、あからさまにムッとした顔をしている藍湛(笑)。
そんな藍湛の嫉妬顔を探していくことも、『陳情令』の乙な楽しみ方の一つとも言えました。
ちなみに私は第44話で、魏無羨が温寧に一緒に乱葬崗(らんそうこう)に行こうと誘っているシーンの、藍湛の静かなジェラシーが好きですね。
藍湛の心の声「温寧よ、私たちの邪魔をするな!」が副音声で聴こえてきそうなくらい!
そんな藍湛の想いを知ってか知らずか、温寧はいつだって魏無羨に忠実なんです!
藍湛の魏無羨への想い②:沢蕪君は弟の本心が分かり過ぎる?
沢蕪君(たくぶくん)は、藍湛の魏無羨への想いを、本人よりも早い段階で気付いていて、その後も何かと弟のために気を回す姿がほほ笑ましかったです。
でも、あの雲深不知処(うんしんふちしょ)での座学では、それぞれが初対面なのになぜ分かったんだろう?
- 頭の固い藍湛が、魏無羨の頼み(雲夢江氏(うんむジャンし)全員の前泊のお願い)を聞いたことで、沢蕪君は魏無羨に一目置いた。
- 沢蕪君は、魏無羨が藍湛と同等レベルで頭が良く腕も立つことを見抜き、そのことは藍湛自身も同じように感じていると分かったから。
と予想しました。
沢蕪君は、水行淵(すいこうえん)退治に魏無羨を誘ったり、冷泉に藍湛がいると分かっていて魏無羨にも勧めたり、藍湛&魏無羨の仲良し作戦のバックアップがスゴイ!
恋の成功のために、あれこれ手を焼いてくれるグッジョブな友達ポジション♪
おかげで奥手な藍湛もようやく、自分の魏無羨への想いを自覚するに至っていったのだと思います。
そして沢蕪君は、藍湛のこのような成長が、兄として何よりも嬉しかったのではないでしょうか。
藍湛の魏無羨への想い③:藍湛の想いは江澄の怒りの源?
江澄(ジャン・チョン)は、魏無羨に想いを寄せていた藍湛のことも、藍湛を気に入っている魏無羨のことも、どちらにもムカついていたのでしょうね。
江澄はツンデレな性格だから、終始イライラしていたわ。
江澄は、これまで何でもできる魏無羨と比べられて育ってきた過去や両親との関係もあり、わりと表面上は魏無羨に冷たいんですよ。
江澄だって、雲夢(うんむ)の大事な魏無羨を藍湛に取られてしまったようで、実は面白くない。
藍湛は魏無羨が好きなので、そんな江澄の魏無羨への態度が気に食わないのは当然です。
しかし、江澄との対決においても、藍湛は魏無羨への想いの強さでは江澄に絶対負けてはいない、という自信の後押しが見え隠れしていました。
要は、ここでも魏無羨の取り合い合戦なんだね★
藍湛はいつから魏無羨のことが好きだったのか?
陳情令5周年おめでとうございます。
— いず (@izusonne) June 26, 2024
知己も5周年ということで、43話でウトウトして藍湛にもたれかかりそうになって気を使ってた魏嬰もきっと安心して藍湛によりかかって寝ちゃってるだろうしそれを良しとする藍湛はいると思います。#陳情令 #陳情令5周年 #CQL pic.twitter.com/7cQ2jOwsZW
岐山(きざん)訓学の屠戮玄武(とりくげんぶ)を倒した洞窟で、藍湛が「忘羨(ワンシェン)」を歌ったことから、藍湛がだいぶ前から魏無羨にゾッコンだったことはたしか。
好きじゃなきゃ、その人を想って歌を作ったりはしない!
となると、藍湛は雲深不知処の座学の時点では、すでに魏無羨が気になっていたことになりますよね。
また、16年後にこの「忘羨」が、藍湛と莫玄羽(モー・シュエンユー)をつなぐ大事なきっかけになるとは、この時は二人とも予想だにしていなかったことでしょう。
藍湛は最初の夜に心の結界を破られた?
座学前の姑蘇(こそ)の門前で「はじめまして」をした藍湛と魏無羨の二人でしたが、その夜に再度屋根の上で一戦を交えました。
藍湛は、藍湛自身に強固な結界を張っているかのようだったよね。
夜中に、姑蘇の門の結界をやすやすと破った魏無羨は、もしかしたらあの時点で、自分にも他人にも厳しい藍湛の心の結界も破ったのかもしれません!
魏無羨自身も、結界は破るためにある、とほくそ笑んでいましたしね。
これまで、藍湛に対等に話しかけてくる同級生は一人もいなかったと思われます。
悲しいかな、藍湛の持つオールマイティーな能力の高さや近寄りがたい品位などが原因とは。
その噂は、魏無羨ももちろん知ってはいたけれど、実際に藍湛を見て、直感で仲良くなれると感じたのではないでしょうか。
その気持ちは、お互い出会った瞬間から通じるものがあったのだと考えられます(藍湛は表には出さなかったものの)。
藍湛が魏無羨をいつから好きになったのかは、原作者の墨香銅臭(モーシャントンシウ)先生もあえてハッキリ明かしてはいないのだとか。
私たちの想像のままに、ということなのね…。
でも、満月が輝く屋根の上で剣を交えたあの瞬間から二人の魂は共鳴し合い、お互いが気になって仕方がなかったのだろうな、と私は思いました。
16年後になぜ藍湛は莫玄羽が魏無羨だと気付いたの?
不夜天の悲劇から16年後、藍湛と魏無羨(莫玄羽・モー・シュエンユー)の再会の際、魏無羨が温寧の暴走を止めるために奏でた音色が「忘羨(ワンシェン)」でした。
この「忘羨」こそが、藍湛と魏無羨にしか知らない、二人だけの秘密のカギのようなものだったため、藍湛が魏無羨と気付いたきっかけになったのです。
魏無羨もとっさにこの曲を吹いてしまうなんて、もう完全な両想い!
だって、あの屠戮玄武の戦い後、瀕死の魏無羨に対して藍湛が無我夢中で歌って聞かせた曲だったのですから。
屠戮玄武の洞窟内では、「忘羨(ワンシェン)」と曲の名を教えた藍湛の口の動きしか見えなかったので、最後まで魏無羨はこの曲の名前は分かりません。
二人だけの「忘羨」が16年後に二人を引き寄せ、そして最後の場面で魏無羨に「忘羨」の名を告げた藍湛は、まるでプロポーズの言葉を紡いだようにも見えました♪
まとめ
この記事では、中国ドラマ『陳情令』の藍湛(ランジャン)の想いと、いつから魏無羨が好きだったのかについてまとめました。
- 『陳情令』の藍湛(ランジャン)の想いとは?
⇒ヤキモチを焼いたり、周りの人にも分かりやすかったり、鉄仮面・藍湛とのギャップがハイクラス級の萌えポイントでした。
- 藍湛はいつから魏無羨のことが好きだったの?
⇒私は、過去編が始まってすぐの第3話、満月の下の屋根の上での一戦で、藍湛の心の結界は魏無羨に破られたのだと思いました。
藍湛と魏無羨は、後半になればなるほどより親密になっていきます。
でも、やっぱり最初の雲深不知処での初々しさやぎこちなさにこそ、二人の初恋に近い甘酸っぱさがにじみ出ていて、つい最初の頃に戻りたくなってしまうのでした。